ポイズンピル
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.10 更新)
- 【読み】 ぽいずんぴる
- 【英語表記】 poison pill
概要
- ポイズンピルとは、敵対的買収の防止策の1つ
- 買収する際に買収コストが高くなることを認識させることで、買収を断念させようとする手法の総称
- ポイズンピルと
ライツプラン は同じではないが、日本では同義に扱われてるみたい
説明
ポイズンピルって、読んで字のごとく「毒薬」という意味。相手に「この会社を買ったら、酷い目にあうよ」っていう毒を飲ませちゃうんです。
例えば、買収されることがわかったら、その対抗措置として大量に社債を発行するとか。財務内容を悪化させることで、買収の意欲を削ぎます。
通常ポイズンピルと言った場合、その多くは
ただしこの手法は、現経営陣の独善的ともいえるやり方で、既存の株主を軽視したやり方ともいえます。みんなから好感を持たれる手法ではないことを、頭に入れておきましょう。
参考図書
ゴールデンパラシュート
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.10 更新)
- 【読み】 ごーるでんぱらしゅーと
- 【英語表記】 golden parachute
概要
- ゴールデンパラシュートとは、敵対的買収防止策の1つ。
- 買収された際に解任される取締役に対して、巨額な退職金が支払われる様にあらかじめ定めておくことで、買収意欲を抑止しようとする手法
説明
買収した側は通常、買収した企業は取締役を解任または退任に追い込みます。そのため、買収される側の取締役に巨額の退職金などが支払われる様にあらかじめ設定しておくことで、
「げぇっ!そんなに莫大な金、払ってらんねぇよっ!」
って具合に買収する意思を抑制しようとするのが、ゴールデンパラシュートです。
参考図書
クラウンジュエル
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.10 更新)
- 【読み】 くらうんじゅえる
- 【英語表記】 crown jewel
- 【同義語】 焦土作戦(スコーチド・アース・ディフェンス)
概要
- クラウンジュエルとは、敵対的買収防止策の1つ。
- 買収される側の会社にとって魅力的な事業や資産などを手放すことで、買収する側にとって魅力のない会社にしてしまう手法。
説明
クラウンジュエルとは、「王冠の宝石」と言う意味です。買収されそうになったら、魅力的な事業や資産、または子会社なんかを手放します。第三者に売るとか、分社化するとか・・・
そうやって、魅力を失った会社にしてしまえば、買収する側にとっては買収する意欲を削ぐことになるわけです。
ちなみに、こういった買収防止策を「焦土作戦(スコーチド・アース・ディフェンス)」と言ったりします。クラウンジュエルと焦土作戦は、区別して使われていないようなので、このサイトでは同義語扱いしてます。
参考図書
参考リンク
今のところなし
ホワイトナイト
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.10 更新)
- 【読み】 ほわいとないと
- 【英語表記】 white knight
- 【日本語名】 白馬の騎士
概要
- ホワイトナイトとは、敵対的買収防止策の1つ。
- 友好的な企業や投資家に買収を求めること。
説明
敵に買われちゃうくらいなら、味方に買ってもらおう!そう考えるのが、ホワイトナイトの手法です。
正確に言うとホワイトナイトとは、買収する側とされる側のどちらに味方するかで大きく形勢が変わってしまうくらい影響力を持つ企業や個人のことで、さらには買収を仕掛けられた企業に対して友好的な関係にある相手に対して使います。
参考図書
ライツプラン
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.10 更新)
- 【読み】 らいつぷらん
- 【英語表記】 rights plan
概要
- ライツプランとは、買収防止策の1つ。
- 既存の株主に対してあらかじめ
新株予約権 を発行しておいて、買収側が一定割合の議決権を取得した時点で、その新株発行を進める手法。 - これによって、買収側の持ち株比率と株式価値を低下させ、さらには買収コストを引き上げることで相手の買収意欲を削ぎます。
説明
日本では、ライツプランと
詳しくは、
参考図書
MBO
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.08 更新)
- 【読み】 えむびーおー
- 【正式名】 Management By Out
概要
- MBOとは、経営陣による企業買収のこと
- 経営陣や事業の管理職などが、現在の事業の継続を前提として、オーナー(株主や親会社)から自社の株や資産を買い取り、経営権を取得する
説明
MBOを行う理由は様々ですが、最近日本でも増えてます。
その背景として、多角化したわりに収益が下がってしまった企業が、関連事業を整理して資金効率をアップさせるためにMBOを行う必要があったりします。また、上場を廃止することで買収されるリスクを避けるためにMBOを行うケースもあります。
ただ、結果として上場が廃止されることから、今後の資金調達や経営監視機能の低下など、デメリットも多々あるわけで、長期的に見た場合に不利益を被る可能性を考慮する必要があります。
ちなみに、経営陣でなく従業員が自社株を取得する場合を
and Employee Buy Out)、買収後に経営陣を外部から招く場合を
参考図書
MBI
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.08 更新)
- 【読み】 えむびーあい
- 【正式名】 Management Buy In
概要
- MBIとは、
MBO の一種で、買収と同時に外部から経営者を招き入れる場合を言う - 基本的に外部から来た新経営陣が買収した企業の株式を取得する
説明
ちょっとややこしいんですが、まあ基本的には企業の再建を目指す場合に行われる手法です。同じ業界の経営経験者や事業再建の経験者など、専門家を経営陣に向かい入れることで、経営の建て直しを図ります。
参考図書
LBO
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.07 更新)
- 【読み】 えるびーおー
- 【正式名】 Leveraged Buy Out
概要
- LBOとは、ある企業を買収する際に、その買収先の企業の資産価値を担保に銀行などから資金を借り入れて買収を行うこと
説明
自己資金が少なくても、買収先の資産や将来の
メリットは、もちろん自己資金が少なくとも買収が行えるということ。
でも、買収後にその企業の業績などが悪化した場合は、資金調達先の銀行なんかにお金が返せない・・・なんて可能性も。そんなデメリット。
LOBは、すぐに換金できる資産を多く持つ企業や、将来的な業績の見通しが立てやすい企業なんかに限定すべき手法です。
参考図書
TOB
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2008.02.07 更新)
- 【読み】 てぃーおーびー
- 【正式名】 Take Over Bid
- 【日本語表記】 公開買付け
概要
- TOBとは、有価証券取引所を介さず公告などによって、不特定多数の株主に対して株式等を買付けすること
説明
通常、株式なんかは有価証券取引所を介して売買されます。でも、TOBの場合は取引所を使いません。公告などを使って「買付期間・買付数量・買付価格」などを提示し、不特定多数の株主に対して買付けを行います。
その目的は、経営権の取得。つまり、企業買収です。買収先の経営陣の同意を得ないTOBを敵対的TOBと言います。
2006年6月7日に成立した
ちなみに、他社ではなく自分の会社の株式を経営陣が買付けるケースがありますが、それを人呼んで
参考図書
M&A
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.06 更新)
- 【読み】 えむ・あんど・えー
- 【正式名】 Mergers & Acquisitions
- 【日本語表記】 企業の合併・買収
概要
説明
M&Aとアライアンス
M&Aには、狭義のM&Aと広義のM&Aがあると考えることが出来ます。
前者は、複数の会社が統合され、経営権の移転が伴います。そのため、通常M&Aと言った場合、狭義のM&Aのことを言います。
後者の場合、複数の会社は統合されるわけでもなく、経営権の移転もありません。複数企業による協力・協調といった意味合いによって行われます。そのため、このような広義のM&Aは、通常
なお、合併には、
M&Aの目的
企業が1から新規事業を立ち上げ軌道に乗せるには、時間もかかりリスクも伴います。ましてや、関連性の薄い分野への進出であれば、ノウハウ等の経営資源を持ち合わせていません。
環境変化の激しい今日、スピーディーに事業の再構築を実現して自社にない経営資源を獲得するには、他社と合併するか他社を買収するか、の手法が採られるわけです。
ただし、デメリットもあるわけで、人事労務の面で融合がスムーズに行かない場合が出てきます。まあ、異質な文化を持った組織同士が融合するわけですから、当然と言えば当然です。
M&Aの手法
株式を取得するためには、以下の手法があります。
各項目は、各解説ページをご覧下さい。
M&Aの分類
さらにM&Aには、以下のように分類される場合が、結構多いみたい。
- 友好的M&A・・・買収先の経営陣の同意を得たM&A
- 敵対的M&A・・・買収先の経営陣に望まれない買収を行うこと
買収の防止策
敵対的買収の防止策には、以下の様なものがあります。
参考図書
営業譲渡
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 えいぎょうじょうと
- 【同義語】
事業譲渡
概要
- 営業譲渡とは、自社の営業資産を買い手に譲渡すること
説明
営業資産には、設備や建物、
譲渡する範囲は当事者の間で自由に決められるので、「一部の事業だけを譲渡」なんてこともでき、その形態は様々です。2004年にレノボがIBMのパソコン事業を買い取った例が有名です。
ちなみに、会社法においては、「営業譲渡」ではなく「
参考図書
株式交換
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 かぶしきこうかん
概要
- 株式交換とは、買収先の株主から株を受け取り、その見返りとして自社の株式を渡すことで、買収先の会社を100%子会社にする手法
- 基本的に買収する企業は新株を発行するだけなので、資金を必要としないメリットがある
説明
今のところなし
参考図書
株式買収
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 かぶしきばいしゅう
概要
- 株式買収とは、読んで字のごとく株式を
買収 すること
説明
株式買収には、以下の種類があります。
- 発行済み株式買収・・・発行済みの株式を取得して子会社化する
- 新株発行の引き受け・・・買収先の企業が新たに発行する株式を買い取ることで、会社の経営権を握る
株式交換 ・・・買収先の株主から株を受け取り、その見返りとして自社の株を渡す
参考図書
買収
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 ばいしゅう
概要
- 買収とは、企業を買い取ってしまうこと
説明
企業が他社を買収する際、2種類の形をとります。
参考図書
新設合併
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 しんせつがっぺい
概要
- 新設合併とは、新しい会社を設立し、そこに複数の会社が統合される
合併 のこと
説明
新しい会社が設立され、その他の企業は法律上の独立性が消滅します。新しい会社を残して他は無くなってしてしまうのが、新設合併です。
参考図書
コングロマリット
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 こんぐろまりっと
- 【英語表記】 conglomerate
概要
- コングロマリットとは、無関係の企業が
吸収合併を繰り返すことで出来上がった複合企業体のこと
説明
1960年代の後半にアメリカで流行ったらしいですけど、そのほとんどが業績を旧跡に悪化させる事態に。無秩序な拡大化はダメってことなんんでしょうね。
参考図書
吸収合併
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 きゅうしゅうがっぺい
概要
- 吸収合併とは、1つの企業に他の企業が吸収される形の合併
説明
吸収合併の場合、
吸収合併において、主導権を握る企業が吸収する(存続する)側になるのが普通です。普通、ということは普通じゃないこともあるのか?
参考図書
合併
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 がっぺい
- 【英語表記】 merger
概要
- 合併とは、2社以上の企業と合体して1つの会社になること
説明
複数の企業同士の資本と組織が法的に完全に一体化することが、合併です。合併には以下のものがあります。
参考図書
水平的統合
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 すいへいてきとうごう
概要
- 水平的統合とは、同種の製品分野の事業に進出して、そのテリトリーを拡大することを言う
- 多くの場合、水平的統合は同分野の企業合併を意味して使われる
説明
今のところなし
参考図書
垂直的統合
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.05 更新)
- 【読み】 すいちょくてきとうごう
概要
- 垂直的統合とは、企業が事業や他社を統合する際、生産・流通過程の中の2つ以上の段階を1つに統合すること
説明
原材料の生産から製品の販売に至るまでには、いくつかの段階を経ながら1つの流れを作っています。そんな流れを垂直的なものとして考え、その中から2つ以上の段階を1つの企業内にまとめてしまうことを、垂直的統合と言います。
原材料の生産に近い方を川上、製品の販売に近い方を川下と考え、川下への統合を「前方統合」と言い、川上への統合を「後方統合」と言います。
参考図書
資産買収
- 【カテゴリ】 経営戦略 (2008.02.04 更新)
- 【読み】 しさんばいしゅう
概要
- 資産買収とは、会社の資産を個別に買い取ること
説明
例えば、1部の事業所だけを買い取ったりといった買収方法です。











