ご祝儀相場

概要

ご祝儀相場とは、株式市場においてお祝いの意味を込めて相場が上昇すること。大発会(年初取引日)にご祝儀相場となることが多い。

説明

結婚式のご祝儀はいくらぐらい渡せば良いの?というのもご祝儀相場ですが、ここで言うご祝儀相場とは、株式市場におけるものです。

株式市場では、社会的に何か喜ばしいことがあったりする日に、相場が上昇することがあります。例えば、年始の初取引日(大発会)とか、年最終取引日(大納会)とか、企業や人が国際的な賞を受賞したとか。

で、この様に喜ばしいことがあった場合に、ご祝儀として株価が上昇することを、ご祝儀相場と言います。

ただし、本当にご祝儀の意味で株価が上昇しているのかは、疑問の残るところです。だって、単にお祝い気分で株式を買っても損しちゃ意味ないでしょ。

例えば大発会では、そのほとんどが昨年末に比べ株価が上昇し、ご祝儀相場となります。これは、新春のお祝いという意味合いもあるのかもしれませんが、もっと他にも実情があります。

それは、基本的に年末に多くの投資家が所有する株式を売却して終えることが多いからです。(年末年始は株式市場が長期休場となるため、その期間に何が起こるか分らないというリスクを回避する理由などにより)

そのため、年明け最初の取引はどうしても買いから始まる傾向が強くなり、株価は上昇する結果となりやすくなります。

また企業が賞を獲得すると株価が上昇しますが、これは受賞によって世間から注目されるなど、業績が上昇する可能性が高くなるため、多くの投資家が株式を買おうとする傾向があるわけで。単にその企業だけでなく、関連企業もその影響で業績が上がる可能性から株式が買われたりしますし。

この様に、単にお目出度いからという理由ではなく、実質的に株価が上昇する理由がそこには存在しています。

ご祝儀相場とは、そういったお目出度い理由の裏側の実情と共に株価が上昇するという意味合いがあるんじゃないでしょうか。

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大納会

  • 【読み】 だいのうかい
  • 【関連語句】 大発会

概要

大納会とは、その年の最終営業日(通常は12月30日)に行なわれる日本の証券取引所のお祝い行事のこと。転じて、その年最後の取引日そのものを大納会と言う。

説明

日本の証券取引所では、年内最後の営業日にはその年を締めくくるお祝い行事をします。大納会とは、その年内最後の催事のことです。

通常、12月30日が年内最後の営業日となりますが、土日が重なった場合はその前日が最終営業日となります。

大納会と言った場合、お祝い行事だけでなく、立会取引も含めた最終営業日を指していることが多い様です。

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大発会

  • 【読み】 だいはっかい, だいほっかい
  • 【関連語句】 大納会

概要

大発会とは、新年初営業日(通常は1月4日)に行なわれる日本の証券取引所のお祝い行事のこと。転じて、初取引日そのものを大発会と言う。

説明

日本の証券取引所では、新年最初の営業日には新年のお祝い行事をします。大発会とは、その新年最初の催事のことです。

通常、1月4日が新年の初営業日となりますが、土日が重なった場合は次の月曜日が初営業日となります。

大発会と言う場合、お祝い行事だけでなく、立会取引も含めた初営業日のことを指していることが多い様です。

基本的に年初の取引は昨年の終値よりも高く上昇して終わることが多いですが、これは昨年末で所有する株式を手仕舞いすることが多いため、最初の取引では新年のお祝いムードと相まって買いから始まる傾向が強くなるためと言われています。その為、年初の株価が上昇することを「ご祝儀相場」と言ったりもします。

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証券取引所

  • 【読み】 しょうけんとひりきじょ
  • 【英語表記】 securities exchange, stock exchange

概要

証券取引所とは、有価証券の売買取引を行なうための市場を開設・管理している機関のこと。上場審査や市場参加者の管理なども行なっている。

説明

例えば今日出来たばかりの小さな株式会社の場合、出資者を募って株式を買ってもらう場合、知り合いなどの伝手を頼ることなどがほとんどです。

が、もっと広く大きく出資者を募りたい!なんて思った場合、株式市場で公に売買する必要があります。

でも、誰でも株式市場で自社の株式を売買することは出来ないの。株式を市場に公開する(上場)には、審査を通過する必要があります。また、上場しても、定められたルールを守る必要があります。

この様に、株式などの有価証券を売買する市場を提供・管理したり、また上場できる証券を審査・管理するのが、証券取引所の役割です。

日本における証券取引所は現在、

の6つの証券取引所があります。

また、海外で有名な証券取引所には、ニューヨーク証券取引所やナスダック、ロンドン証券取引所などがあり、世界各国で金融市場は開催されています。

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有価証券

  • 【読み】 ゆうかしょうけん
  • 【英語表記】 securities

概要

有価証券とは、他者に譲渡されることが前提となっている証券のこと。有価証券自体に、財産的価値がある。

説明

有価証券は、「有価」と言っているくらいですから、証券そのものに価値があります。これは、その証券が他人の手に渡る可能性を前提としているからです。

例えば同じ証券でも、クリーニングの引換券みたいなのは、クリーニングに出された洋服の持ち主とクリーニング店の間を離れ、全くの第三者同士がその引換券を手にしても全く意味がありません。第三者にとってみれば、その券自体に財産的価値はないわけです。

ところが、手形のような有価証券は違います。例えばコロガル商事から依頼された仕事の支払い100万円をアナタが手形でもらったとしましょう。その手形の期日になれば、銀行で現金化することが出来ます。しかし、その期日が来る前に、他者にお金の代わりとしてその手形を渡すことが可能です。アナタが逆に支払いをしなくちゃいけない業者に支払い分の100万円をコロガル商事からもらった100万円の手形で支払うことが可能です。その業者は、その手形の期日に銀行で現金化することが出来ますから。

この様に、他者に譲渡されることが前提となったものは、その証券そのものに財産価値が生まれます。こういった証券のことを有価証券というわけです。

有価証券には、さらに

の3種類があります。

貨幣証券は、お金の代わりをする有価証券のことで、この貨幣証券に示された内容の通りにお金を請求することが出来ます。小切手手形がその例です。

資本証券とは、資本利子配当などの権利を表す有価証券のことです。株式債券は資本証券であり、証券市場で取引されるものはこの資本証券です。

商品証券とは、商品そのものを請求することの出来る権利を持った有価証券のことです。船荷証券、倉庫証券などがあります。

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証拠証券

  • 【読み】 しょうこしょうけん

概要

証拠証券とは、その財産が誰のものであるかを証明することが可能な証券のこと。

説明

例えば、クリーニング店で洋服を預けると、預かり券をもらいます。クリーニングされた洋服を受け取る際には、この預かり券をお店に提示します。この様に、「これ、私のもの」と自分の財産を証明することの出来る証券のことを証拠証券と言います。

証拠証券は、有価証券と違って、その券そのものに財産的価値はありません。基本的に、証拠証券は他人に譲渡されないことを前提としてますから。そういった意味で、預金通帳や入場券も証拠証券として扱われます。

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証券

  • 【読み】 しょうけん
  • 【英語表記】 security

概要

証券とは、財産上の権利や義務を表す券のこと。証券には大きく分けて、有価証券証拠証券がある。

説明

荷物をお店に預けた時に、「これ、私のものです」と証明するための預かり券を店からもらい、荷物を受け取るときにその預かり券を差し出したりします。また、お金の貸し借りがあった時には、そのことを紙券に表しておいたりします。

この様に、財産となるものの権利や義務を表す券のことを、証券と呼びます。以前の証券と言えば紙に書かれている券でしたが、最近は電子化により紙である必要がなくなりました。

証券は、大きく分けて有価証券証拠証券があります。

有価証券は、その証券自体に財産としての価値があります。株式債券小切手手形などが有価証券の仲間です。

それに対し証拠証券とは、その財産が自分のものである証拠となる券のことです。お店に荷物を預けると預かり券をもらい、それを差し出すと預けた荷物を受け取れたりしますが、そういった券が証拠証券にあたります。

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