コンセプト

  • 【読み】 こんせぷと
  • 【英語表記】 concept
  • 【類似語】 構想 概念 観念

概要

コンセプトとは、構想概念観念を表す言葉。ビジネス上で用いる場合、コンセプトとは「構想」と捉えた方が吉。

説明

コンセプトって言葉、よく考えてみると、実際わかっているようで意外と曖昧だったりしますよね。コンセプト(concept)を和訳すると、一般的に「概念」といった意味として紹介されます。

でもじゃあ、コンセプトが概念とするならば、理念とどう違うんだ?って疑問も出てきます。ビジネスで言えば、経営コンセプトと経営理念の違いって何?って話です。一見同じような気もしてきて紛らわしい・・・

で、この「概念」と「理念」の違いを端的に説明するならば、

う~ん、まだわかりづらいですか?

例えば、「携帯電話の概念とは?」と聞かれれば、「電波によって通話する電話のことで、持ち運びに容易なサイズで・・・」みたいな説明ができます。携帯電話に対して私達第三者が一般的に知っている事実や事象を総括的に述べたのが“概念”ということになります。

でもじゃあ、「携帯電話の理念とは?」と聞かれる妙な日本語に聞こえませんか?「携帯電話に理念なんてあるわけないだろ」って言いたくなります。

なぜそう感じてしまうかというと、“理念”とは考え方のことであり意思を持ち合わせている必要があるからです。つまり、携帯電話そのものは物でしかありませんから、意思なんて持ってないんですね。ですから、「携帯電話の理念」というと違和感を感じてしまうんです。しかし「この携帯電話を作った人達の理念」と言えばシックリくるはずです。

この様に考えると、概念とは第三者による既知の事実であり、それに対して理念とは当事者の意思を含んだものだということがわかると思います。

では「コンセプト」をビジネス用語として考えた場合、“概念”という意味だけで捉えても良いんでしょうか?

う~ん、それもちょっと微妙。例えば「A社の経営コンセプト = A社の経営に対する概念」というと、なんだかシックリきません。だって経営コンセプトはその会社の当事者(経営者)が決めることであり、第三者が一般的に知っている事柄とは限らないですから。

と言うことで、ビジネスにおいて「コンセプト」という場合は、「構想」という捉え方が一番シックリくるんじゃないかと。

「起業においてはまず経営コンセプトをシッカリと練って・・・」と言えば「ビジネスの構想をきちんと練るということだな」と意味通じますし、「この商品のコンセプトが曖昧」と言えば「この商品の構想がシッカリしてないんだな」と分りますからね。

ちなみに、経営においては経営コンセプトをシッカリとすることでそれが土台となり、経営に対する根本的な考え方、つまり実のある経営理念が生まれます。

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シナジー効果

  • 【読み】 しなじーこうか
  • 【英語表記】 synergy effect

概要

説明

詳しくは、「シナジー」のページを参照してください。

参考図書

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規模の経済

概要

説明

1人でやると1日に10個しか作れないのに、2人でやると30個作れたりすることって、結構あります。

それと同じで、例えば1日に1万個のボルトを作る工場を倍の2万個作る規模にしても、コストまで2倍かかるとは限りません。ボルトを作る機械を2倍導入しても、機械を動かす人は1.5倍で足りるかもしれません。同じ機械を今までより2倍稼動させるだけで済めば、コストはかなり抑えられます。

飲食店でも、客席が2倍のホールに広がったとしても、ウエイトレスも調理人も2倍にする必要はありません。電気代だって照明がいくつか増えるだけで2倍になんて膨らみません。ガス代だって同様。また客席数が2倍になったところで、レジなんかは昔のまま1台で済みますし、そのたび遺品だって昔のままの量でOKだったりする方が、圧倒的に多いですし。

事業の規模が大きくなるにしたがって、単位あたりのコストが下がっていくわけです。

この様に、企業の規模が拡大すればするほど、平均費用が下がっていく現象を、規模の経済性(スケールメリット)と言います。

参考図書

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経営戦略

  • 【読み】 けいえい・せんりゃく

概要

説明

戦略とは、戦術と相関関係にあります。例えば、営業マンそれぞれの行動は、営業部の戦略に基づいて実行されています。が、その営業部の戦略は、会社全体の戦略から見れば、1つの戦術だったりします。どこに視点を置くかで、捉え方が違ってきます。

また、経営において戦略とは、「経営理念経営ビジョン→経営戦略→戦術」という位置付けにあります。

階層

経営戦略には、以下の階層に分けて考えられます。

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PPM

  • 【読み】 ぴーぴーえむ
  • 【正式名】 プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
  • 【英語表記】 product portfolio management

概要

説明

PPMにおけるBCGモデルは、以下のような4つのカテゴリで表されます。

PPMのマトリックス

縦軸の市場成長率が高いということは、その製品が成長期にある事を示してます(製品ライフサイクル)。また、横軸の相対的市場占有率が高いということは、累積生産量が多くコストが低く抑えられるということです(経験曲線)。

以下に、4つのカテゴリを説明します。

花形(Star)

金のなる木(Cach Cow)

問題児(Problem Child)

負け犬(Dog)

問題点

だたし、PPMはキャッシュフローだけに焦点が当てられ、それ以外の経営資源が考慮されていません。また、このモデルは単純化し過ぎているため、企業の実態からかけ離れているケースも出てきます。

これらの問題点を踏まえ、開発された手法で有名なものに、GE社のビジネス・スクリーンがあります。

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製品ライフサイクル

  • 【読み】 せいひんらいふさいくる
  • 【英語表記】 product life cycle
  • 【略式名】 PLC

概要

説明

下手クソな図でスミマセンが、製品ライフサイクルをグラフにするとこんな感じ。もちろん、全ての製品がこのグラフと全く同じように推移するわけじゃないんで、そこんとこヨロシク。

製品ライフサイクルのグラフ図

で、以下に各段階を説明します。

導入期

成長期

成熟期

衰退期

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シナジー

  • 【読み】 しなじー
  • 【英語表記】 synergy

概要

説明

単独で事業を運営するよりも、複数の事業を持つことで、何かと便利なことがあるわけで。2つで1つのものを利用できたら、一石二鳥!「1 + 1 =2」ではなく、3にも4にもなってしまう相乗効果をシナジーと言います。大まかに分けてそのシナジーには3つあります。

販売シナジー

既存の販売経路、販売組織、販売ノウハウなどを利用することで生まれるシナジー。例えばATMを単独で設置するよりもコンビニの店内に設置した方が、コンビニの集客力を利用できる。また、コンビニもATMの持つ機能と集客力を利用できる。

生産シナジー

既存の生産技術や設備などを利用することで生まれるシナジー。例えば化粧品メーカーが、そのノウハウや開発能力を生かして健康食品事業を始めたりすれば、生産シナジーの効果を得られるわけです。

マネジメントシナジー

既存の経営管理能力を利用することで生まれるシナジー。過去の経験を利用することで、リスクを極力回避でき、コストを抑えることが出来ます。

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PDCAサイクル

  • 【読み】 ぴーでぃーしーえいさいくる
  • 【英語表記】 PDCA Cycle

概要

説明

まずは、企業の目標に向かって計画を立てる(PLAN)。それに合わせて具体的な行動を指揮・命令を行い業務を遂行する(DO)。業務が計画に沿って実行されているかをチェックし(CHECK)、改善点があれば処置を施す(ACTION)。このサイクルが終わったら、反省点を踏まえ、次の計画へ・・・

というプロセスを、PDCAサイクルでは踏みます。

CHECKとACTIONを導入することにより、PDSサイクルのSEEの内容をより明確にしたのがPDCAサイクルです。これによって、マネジメントサイクルにおける「改善」の意味合いが強められてます。経営とは継続的に業務を改善しながら進められていくもの、という思想が強く打ち出されているわけです。

ISOにおいて「マネジメントサイクルと言えばPDCA」となっているのは、まぁそんな意味合いがあるからでしょう。

PDCAサイクルを図にするならば、以下の感じ。

PDCAサイクルの図

私が緻密な図を作成するのが面倒なんで、平面な円でこのサイクルのイメージを図にしましたが、実際は螺旋状に上昇していくイメージが近いんじゃないかと。

改善しながら上昇していくこのマネジメントサイクルは、経営だけに留まらず、個人の仕事に関する取り組み方にも用いられています。

なお、このPDCAサイクルが機能しないケースって結構多いみたいですが、そんな時は各プロセスに問題がないか検討していく必要があります。やってるかい?

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PDSサイクル

  • 【読み】 ぴーでぃーえすさいくる
  • 【英語表記】 PDS Cycle

概要

説明

PDSサイクルって、マネジメントサイクルの1つと言うより、最早マネジメントサイクルを端的に表したものじゃないかと。マネジメントサイクルを説明する際に用いられるけど、実際に経営ではPDCAサイクルが用いられるケースの方が多そう。そんな気がする。

まぁ、PDSサイクルを判りやすく図にすると、こんな感じ。

PDSサイクルの図

このサイクルが繰り返されるのが、マネジメントってことです。

この場合の「SEE(統制)」というのは、単純に「評価」と思ってもらっても良いんじゃないかと。計画の実行結果から改善点などを評価することで、次の計画に繋げます。

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経営理念

  • 【読み】 けいえいりねん
  • 【英語表記】 corporate philosophy,management concept, etc…
  • 【同義語】 社是 社訓

概要

説明

経営理念は、企業の基本的な価値観を明示して、その方向性を示します。なんで、経営者や従業員にとって経営理念は、その行動や判断の指針となるわけです。

日本では昔から、社訓や社是として存在しますが、この経営理念によって社風や企業文化が形成されてたりする例が多々あったりします。

また、株主などの利害関係者に対しては、その企業の存在する目的を伝える役割があります。

企業の根本をなすこの経営理念は、外部環境に左右されるわけではありません。経営理念に基づいて企業の経営ビジョン(未来像)が示され、それをもとに外部環境を考慮しながら経営戦略が立てられます。図にすると、こんな感じ。

経営戦略ピラミッド

ちなみにですが、経営理念って聞こえが良いんで多くの企業が好き好んで掲げてますが、実際に具体的に現場へと落としこめてる企業って、稀です。企業文化が形成されるどころか、素晴らしい経営理念とは間逆の活動を行ってたりします。まあ、それだけ一貫性を持った経営活動って難しいってことです。

参考図書

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