モチベーション
- 【カテゴリ】 心理・コミュニケーション (2011.10.09 更新)
- 【読み】 もちべーしょん
- 【英語表記】 motivation
- 【別表記】
動機付け
概要
モチベーションとは、やる気のこと。動機付けとも言う。
説明
モチベーションとは、日本語でいう「動機付け」のことです。
動機付けというと何だか難しそうですが、端的に言ってしまえば「やる気」のこと。「モチベーションが上がらない」と言えば「やる気が起きない」となりますし、「モチベーションを維持する」と言えば「継続してやる気を保つ」という意味になります。
ただ、正確に言えばモチベーションとは、単なる場当たり的なやる気というより、目標に向かって行動を起こしたり、その行動を維持する際に必要な心理的要因のことです。
モチベーションは大きく分けて、内的なものと外的なものに分けられます。
内的なモチベーションとは、自分の興味や関心、好奇心などから起こる動機付けのことで、賞罰に関係なく行動が開始・維持されます。ゲームや趣味に夢中になるのは、まさにこのモチベーションのことで、また本や映画なんかの影響から始めてしまうのも、この内的なモチベーションです。
外的なモチベーションとは、自分を取り巻く環境によって起こる動機付けのことで、賞罰や義務感、また強制力が伴います。例えば会社でノルマを達成しないと上司に叱られるとか、成績不振だと減給になったり昇進が遅れたりとか・・・ね。
モチベーションを高めたり維持するために、内的なものばかりに焦点をあてる説明などがあったりします。が、現実はそう甘くありません。自分の好きなことだったら放っておいてもモチベーションは維持されたりしますけど、仕事とか受験勉強とかって内的な要因ばかりを頼っていても、モチベーションは維持しづらいものがあります。
モチベーションを維持するためには、例えば達成度によって賞罰を与えるとか、やっていないと周りから叱られたり嘲笑されたりする様な外的要因も取り混ぜておくことが必要です。
でもまあ、しょせん人間は人間なんで、気持ちが上がり下がりするのは当然です。やる気がどうしても起きなかったり、途中でへこんでしまう時だってあるさ。モチベーションが維持できないからといっていつまでもクヨクヨしていても始まりません。モチベーションは上がり下がりするもんだ、という前提で、リフレッシュできる休憩などを取り入れておくことも必要です。
認知的不協和
- 【カテゴリ】 心理・コミュニケーション (2009.04.16 更新)
- 【読み】 にんちてきふきょうわ
- 【英語表記】 cognitive dissonance
概要
認知的不協和とは、認知したこととは矛盾する状況に遭遇すると不快感を感じ、それを解消しようとする心理状態のこと。
説明
人間の行動を考える上で、「人は常に合理的な判断に基づいて行動するわけじゃない」ということを表す代表的なものが、認知的不協和と呼ばれるものです。アメリカの社会心理学者レオン・フェスティンガーが、「認知的不協和理論」として提唱しました。
自分が既に得ている知識や経験、またそれに基づいた決定や行動に対して、それとは矛盾するような出来事に出くわした場合、人は不快感を感じます。そして、その不快感を解消するために、何らかのリアクションをとります。
例えば、車とかマンションとか、高額商品を買うとき。様々な情報を見比べながら検討しAにしようかBにしようかと考えます。そして悩んだ挙句、ようやく商品Aに決定したとしましょう。もちろんAを選んだのは、BよりもAの方が優れていると判断したからです。
ところがAを買った途端、Bが優れているという新たな情報を耳にしたとしたら・・・もちろんその人は、心理的に不快な状況になります。そしてその不快を解消するための行動をとるようになります。例えば、Bの欠点を探してみるとか、Aのより良い利点をさらに探してみるとか。また、Aの良さを声高に他人に伝えてみたり、逆にBに関する情報は出来るだけ避けてみたりするようになります。
この様になってしまう人間の心理的状態を認知的不協和と呼んでいます。人間の不合理的な行動を示す要因として、マーケティングや投資など経済面では、この認知的不協和は注目されています。
参考図書
- 影響力の武器[第二版]
認知的不協和をはじめ、他者に影響を与えるために利用されている心理的手法と理論を紹介した社会心理学系書籍の代表作。知らないとアナタも利用されちゃうかも。![影響力の武器[第二版]](http://images-jp.amazon.com/images/P/4414304164.09.TZZZZZZZ.jpg)
- あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
認知的不協和をはじめとする人間心理を利用したマーケティングの具体的な方法を紹介した本。その読みやすさも相まって、当時この本は流行りました。







