リスク

  • 【読み】 りすく
  • 【英語表記】 risk

概要

リスクとは、不確実性または危険性のこと。ビジネス用語としてのリスクは、不確実性を表すことが多い。

説明

リスクというと、一般的には「危険」を意味して用いられることがほとんどです。しかし、経済関連で用いられるリスクとは、主に不確実性を意味します。

未来とは不確定要素の塊みたいなもので、100%未来を予測することは誰にも出来ません。過去の経験則やモノゴトの道理から、ある程度の予測は出来るものの、不確実な部分は拭い去れません。

で、こういった不確実性のことをビジネスの世界では、リスクと呼んでいます。

ですから、不確実性を意味するリスクとは、必ずしも危険な要素ばかりを意味しているわけじゃありません。不確実性から生まれる想定外のラッキーなことだってあるわけですから。

まあ、実際に「リスク」という言葉が用いられる場合は、不確実性と危険性とで使い分けられているよりも、混同されていたり曖昧になっていたりすることが多いですから、注意が必要です。

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レバレッジ

  • 【読み】 ればれっじ
  • 【英語表記】 leverage
  • 【別表記】 レヴァレッジ

概要

レバレッジとは、保証金を積むことで自己資本よりも多くの資金で投資トレードを行なえる様にする仕組みのこと。

説明

レバレッジとは、「てこ(レバー,Lever)の作用」を意味する言葉です。てこを使うと小さな力で大きなものを動かすことができるというアレですね。てこの原理。

で、経済活動においてはそれが転じて、自己資金よりも多くの資金で投資を行なうことが出来る仕組みのことを意味する様になります。例えば、自己資金が100万円しかなくとも、レバレッジを用いれば300万円の投資が行なえたりするわけです。

例えば株式投資の場合、信用取引がそれにあたり、証券会社に証拠金と呼ばれる保証金(担保)を差し出すことで、その金額の3倍までの株式を売買することが可能となります。FXの場合は、25倍までの取引が可能です。

自己資金の何倍くらいまで資金を動かすことが出来るのかというのは、各国に法律によって定められています。ですから、例えばFXなんかは日本国内の業者を使って取引をすると25倍までのレバレッジ率ですが、外国のFX業者を使えば100倍の取引が出来たりします。ま、裏業ですが。

レバレッジを用いると自己資金の何倍もの取引を行なうことが出来るので一見、お得感丸出しの様な気もします。レバレッジ10倍で取引した場合、儲かった時の利益も10倍ですから。しかし、損した時も同様に10倍もの損失を被ります。

証拠金に対して規定以上の損失が発生した場合、「追証」と呼ばれる追加資金を求められます。それが出来ない場合は、強制的に決済することになります。欲を張ると元手の資金があっという間になくなってしまいますから、気をつけましょう。

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罫線

  • 【読み】 けいせん
  • 【同義語】 チャート

概要

罫線とは、株式や先物、為替の取引において用いられるチャートのことで、過去の値動きなどの情報を表した図表。

説明

罫線とは、株式・先物・為替などの投資やトレードにおいて、過去の価格推移などの情報を記した図や表、グラフのことです。いわゆる、チャートと呼ばれるものと同義語。過去の傾向を探り、未来の相場動向を予測するのに用います。

一般的にチャートと言えば海外で作られたものばかりと思いがちですが、最も古いチャートは日本で発明された「ロウソク足」だと言われています。江戸時代の米相場における取引において発達しました。なので、わざわざ「罫線」という呼び方がされたりするんですね。

有名な日本のチャートとしてはロウソク足の他に「一目均衡表」があります。また、チャート分析としては古くから、「酒田五法」とか「酒田罫線法」などと呼ばれるものがあります。

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チャート

  • 【読み】 ちゃーと
  • 【英語表記】 chart
  • 【同義語】 罫線

概要

チャートとは、株式や先物、為替の取引において、過去の値動きなどの情報を表した図表のこと。

説明

株式や商品先物、また為替取引などを行なう際、全く何も見ず何も考えずにトレードしてしまうってことは、滅多にありません。何らかの指標に基づいて判断し行動するはずです。

で、そんなトレードの際に用いられる重要なものにチャートがあります。

チャートとは、過去の価格推移などの情報を記した図や表、グラフのことです。過去の傾向を探り、未来の相場動向を予測するのに用います。

そもそもチャート[chart]とは、単なる「図」「表」「グラフ」という意味のほかに、航海の際に用いられる「海図」の意味があります。今までどの様な経路を辿ってきて、これからどこへ向かうべきかを指し示してくれるのが海図です。で、トレードに用いられるチャートも、そういった意味が含まれているみたいです。

ちなみに、チャートを分析することで将来の相場動向を予測することを、テクニカル分析と言います。

また、チャートには様々な種類のものがありますが、大きく分けるとトレンド系とオシレーター系の2つに分類されます。

トレンド系チャート

トレンド系のチャートは、過去の値動きの推移から、価格の方向性を示したチャートのことです。代表的なものには以下の様なものがあります。

オシレーター系チャート

オシレーター系チャートとは、一定期間の売買によってその価格が売られ過ぎているのか買われ過ぎているのかを表した指標のことです。代表的なものは以下の通りです。

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ランダムウォーク理論

  • 【読み】 らんだむ・うぉーく・りろん
  • 【英語表記】 Random Walk Theory
  • 【関連語句】 効率的市場仮説 行動ファイナンス

概要

ランダムウォーク理論とは、株価の値動きはランダム(不規則)であり、株価を予測することは不可能であるという理論のこと。

説明

ランダムウォーク理論とは、市場が効率的である場合、株価は過去の動きに対して規則性を持たず、ブラウン運動を行なうという理論です。つまり、株価はランダム(不規則)に動いて、予測不可能ということです。

もうちょっとだけ詳しく説明しましょうか。

ランダムウォーク理論は、効率的市場仮説を前提としています。効率的市場仮説とは、情報コストがゼロ、取引コストがゼロ、市場参加者が経済的合理性に基づいて行動する、という3つの条件を満たす場合、情報は瞬時に株価に織り込まれると言うものです。(詳細は効率的市場仮説の頁を参照)

この仮説を前提とすると、株価に影響を与える情報は瞬時にその株価に織り込まれますから、この時点からさらに株価が動くのは、その株価に影響を与える新しい情報が出てきた時のみです。

しかし、その新しい未来の情報とは、現時点では予測がつきません。だって未来のことなんだもん。新しい情報が出るたびに株価を押し上げる力になったり逆に押し下げる力になったりと、まるで水中に浮かぶ花粉の微粒子が不規則に動くかの様に(ブラウン運動)、株価は予測不可能な動きを繰り返します。

以上のことから、株価は不規則に変動するため予測は不可能というランダムウォーク理論が成り立ちます。

ただし、ランダムウォーク理論の前提となっている市場の効率性ですが、完全には効率的とは言えません。そのため、株価が完全にランダムで動くとも言い切れません。(詳しくは効率的市場仮説を参照のこと)

しかし、市場はインターネットの登場等により、以前よりも効率的に向かっているとは言えます。情報はインターネットを通じて素早く市場参加者に情報が伝わる環境にありますし、インターネットを通じた取引によって取引コストはゼロに近づきつつあります。

残るは、市場参加者が経済的合理性に基づいて動くかどうか・・・。しかし、人の心は不合理です。プロスペクト理論に右往左往させられるのが人の心です。市場で勝利を手にしようとするということは、人が人の心と戦うということなのかもしれません。

参考図書

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効率的市場仮説

  • 【読み】 こうりつてき・しじょう・かせつ
  • 【英語表記】 efficient market hypothesis
  • 【略語】 EMH
  • 【関連語句】 ランダムウォーク理論

概要

効率的市場仮説とは、あらゆる情報は市場において株価に瞬時に織り込まれるという説。

説明

効率的市場仮説とは、以下の3つの前提条件が揃った場合、全ての情報は株価に瞬時に織り込まれるという説です。

  1. 相場に影響を与える全ての情報は、瞬時に市場に広まる
  2. 手数料などの取引コストがかからない
  3. 全ての投資家は利益を最大化するように合理的に行動する

この効率的市場仮説によると、どの様な情報を用いて株式を購入しても、既にその情報は株価かに織り込み済みなので、仮に株式投資で儲けたとしても、その情報が儲けの要因にはならないことになります。

ただまあ、実際の市場では上記の前提条件を満たすとは言えず、完全に効率的かといえばそうではありません。ですから、この説にはわざわざ「仮説」と明記されてるんじゃないかと。

ただし、だからと言ってこの説を無視するわけにはいきません。インターネットの利用などにより、情報コストと取引コストはゼロに近づきつつあります。つまり上記の前提条件1と2を満たす状態に限りなく近づきつつあるということです。

また、この効率的市場仮説はファイナンス理論を語る上で非常に重要な仮説なので、シッカリとキッカリと覚えておきましょう。ランダムウォーク理論を語る上でも欠かせない説です。

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ブラウン運動

  • 【読み】 ぶらうん・うんどう
  • 【英語表記】 Brownian motion

概要

ブラウン運動とは、ランダム(不規則)に動く現象のことをいう。

説明

ブラウン運動とは、水などに浮遊する微粒子が不規則に運動する現象のことです。1827年,イギリスの植物学者ロバート・ブラウンが、水に浮かべた花粉が浸透圧で破裂するとその微粒子が不規則な運動を繰り返すことを発見しました。

もちろん、このサイトはビジネス系用語集ですから、それ以上の説明は他に譲ります。

じゃあ、なぜブラウン運動をこのサイトで取り上げたかって言うと、ブラウン運動は現在、微粒子の運動に限らず、ランダム(不規則)に動く様々な自称に対して、広い意味で用いられているからです。

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ファンダメンタルズ分析

  • 【読み】 ふぁんだめんたるず・ぶんせき
  • 【英語表記】 Fundamental Analysis
  • 【関連語句】 ファンダメンタルズ

概要

ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や企業の財務データなどを複合的に分析することで、国の経済状況や企業の経営価値を判断しようとすること。

説明

ファンダメンタルズとは、経済の基礎的条件のことで、国際経済や1国の経済状態、または企業の経営状態を表すデータを意味します。例えば、GDP雇用統計財務諸表や新製品の発表など。

これら様々な経済指標や財務データなどを複合的に分析し、国の経済状態や企業の経営価値を判断しようとすることが、ファンダメンタル分析です。

ファンダメンタル分析は、主に経済予測や経済政策を決定する際の材料、また株式投資外貨預金など資産運用などに用いられます。

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ポジショントレード

  • 【読み】 ぽじしょん・とれーど
  • 【英語表記】 position trade, position trading

概要

ポジショントレードとは、数週間から数ヶ月程度で売買を完結させるトレード(有価証券などの売買取引)のことをいう。

説明

ポジショントレードとは、短期間で売買を行なうトレード(有価証券などの売買取引)の一種で、保有期間が数週間から数ヶ月程度のトレードのことを指して言います。

一般的にポジショントレードを行なう場合は、1銘柄だけ保有するのではなく、複数銘柄を所有し、状況に応じて各銘柄を入れ替えます。

例えば、A銘柄を売却して代わりにB銘柄を購入したり。また、C銘柄の保有する一部を売却してD銘柄の追加購入するなど、各銘柄の保有率を変えたりします。

こうすることで、リスク分散を行なうわけですね。つまり、仮に1銘柄が大きく下落しても他の銘柄がそれを支える様な形を作るわけです。

ポジショントレードを行なう場合は、ポートフォリオを作成して資産管理を行なうのが普通です。

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スイングトレード

  • 【読み】 すいんぐ・とれーど
  • 【英語表記】 swing trade, swing trading

概要

スイングトレードとは、売買を数日程度で完結させるトレード(有価証券などの売買取引)のことをいう。

説明

スイングトレードとは、短期間で売買を行なうトレード(有価証券などの売買取引)の1種で、有価証券の保有期間は数日程度になります。

数日ってどれくらい?って疑問もありますが、厳密な定義はなく、2日から2週間程度で売買を行なう短期トレードがスイングトレードだと思ってよいみたいです。

スイングトレードは、長期トレードと比べ、時間的リスクを軽減させます。長期の予測は、どんな要因が入り込んでくるのか判断しづらいので難しいですからね。景気が良いと思っていたら、数ヵ月後にいきなり「○○ショック」みたいな事件が起きて株価暴落なんてこともありえますから。

また、デイトレードよりも売買が忙しなくないため、サラリーマンなど本業を持つ人が行なうトレード手法として人気があるようです。

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日計り商い

概要

日計り商いとは、デイトレードのことで、売買が1日以内で完結するトレード(有価証券などの売買取引)のことをいう。

説明

詳しくは、デイトレードの頁を参照してください。

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デイトレ

概要

デイトレとは、デイトレードの略で、売買が1日以内で完結するトレード(有価証券などの売買取引)のことをいう。

説明

詳しくは、デイトレードの頁を参照してください。

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デイトレード

  • 【読み】 でい・とれーど
  • 【英語表記】 day trade, day trading
  • 【略式表記】 デイトレ
  • 【別表記】 日計り商い

概要

デイトレードとは、売買が1日以内で完結するトレード(有価証券などの売買取引)のことをいう。

説明

デイトレードとは、有価証券などを買ってから売るまでの間の保有期間が1日以内のトレードのことを言います。(もちろん、FXなどの取引は売りから始めることもできますので、売ってから買うまでの間が1日以内のトレードもデイトレードと言います)

ま、要するにデイトレードとは、売買が1日以内で完結するトレード手法のことを言うわけです。略して「デイトレ」と言ったり、「日計り商いとも言ったりもします。

デイトレードの場合、1日に1回だけの取引とは限らず、同じ銘柄を1日に何度も取引することもあります。ただし、超薄利狙いで超短時間の取引を繰り返すのが目的の場合は、スキャルピングと呼んでデイトレードと区別することが多い様です。

デイトレードのメリット

デイトレードの長所は、1日で売買が完結するため、時間的なリスクが軽減されることです。

例えば東京市場において今日買った株式をそのまま売らずに保有していた場合、東京市場が終了した後に買った先の企業の悪いニュースが出てしまったり、寝ている間にニューヨーク市場(日本時間で深夜から早朝までの間に開かれている)で株価の大暴落が起きたりして、その影響で次の日に株価が下落してしまう可能性が考えられます。下手をすると暴落によって売値が付かず、売りたくても売れないなんて状況だってあり得ます。

しかし、買った株式をその日のうちに売却してしまえば、そんなリスクに合うことはありません。デイトレードとは、そういった時間的なリスクを軽減するメリットがあります。

デイトレードのデメリット

もちろん、デイトレードにはデメリットもあります。損失幅が抑えられる反面、利益幅も抑えられてしまうということです。買った株式が今後大きく伸びる期待があったとしても、デイトレードである以上その日のうちに売ってしまうことになります。次の日にさらに値が上がっていたとしても、「あー、売らなきゃ良かった」などとは言ってはいけません。だって、それがデイトレードのルールですから。

デイトレードというルールについて

もちろん、その日のうちに売買を完結させるというデイトレードのルールは、トレーダー自身が勝手に決めたルールですので、強制力はなく自己都合によって勝手に変更できます。

が、自分で決めたルールは自分で守るのがトレードの鉄則です。「もっと利益を伸ばしたいから」といった理由でデイトレードのつもりで買った株式を保有してしまうトレーダーは、「我慢すれば損失が小さくなるかも」と言って含み損を抱えた株式をいつまでも持ってしまい、結果として大きな損失を出してしまいます。デイトレードならば、あくまでその日のうちにトレードを完結させましょう。

デイトレードに対する論調

デイトレードは、「素人サラリーマンがデイトレードで1億円儲けた!」とか「専業主婦がデイトレで毎月数百万円儲けています!」だとかいう宣伝文句によって持て囃された経緯がありますので、トレードや投資に興味のない人でも結構目にする言葉だと思います。

まあ、そういった類はあくまで書籍や教材、システムなどの販売目的で行なわれる宣伝文句です。確かに儲かる事例はありますが、損する事例はそれ以上に多いです。もちろんこれはデイトレードに限った話でなく、投資トレードの世界では当たり前の話です。また、一時的にぼろ儲けしても後で一文無しになったり大きな借金を抱えることになったという事例もあるので、浮ついた話には注意しましょう。

また、良識(?)的な論調では、「デイトレードは、ギャンブル的要素が強いので良くない」と言った向きを良く目にします。しかし、長期投資家は短期トレードを非難する傾向にあるので、あんまり気にしない方が良いと思います。上記に示したようにデイトレードには一長一短がありますし、長期投資にだって一長一短があるわけで、どれが良くてどれが悪いなんて、あまり言い切れないかと。個人の特性や状況に応じて決めれば良いと思いますけどね。

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スキャルピング

  • 【読み】 すきゃるぴんぐ
  • 【英語表記】 scalping
  • 【別表記】 スカルピング

概要

スキャルピングとは、トレード(有価証券などの売買取引)において、薄利を狙って数秒から数十分程度の時間で売買を行なう行為のことをいう。

説明

トレード(有価証券などの売買取引)においては、その売買差益を稼ごうとする目的の手法が多数ありますが、スキャルピングもそのうちの1つです。

スキャルピングとは、超薄利を狙って数秒から数十分といった超短時間内で売買を行なう取引手法のことを言います。株であれば1円、最近流行のFXであれば数銭、といった具合に物凄く小さな利幅を獲るように売買をしていきます。

頭皮(Scalp)1枚を削ぐように薄い利益を得ることを狙う投資法という意味で、この薄利狙いのトレードは「スキャルピング」と呼ばれており、スキャルピングを用いるトレーダーのことを「スキャルパー」と言います。

言ってしまえばこのスキャルピングは、とってもセコいトレード法ですが、チリも積もれば山となる・・・つまり薄利多売の方式とも言われ、薄利を狙った売買を1日に何度も重ねたり、大きくレバレッジをかけるなどして多額の取引を行なうことでトータルの利益を稼ごうとする手法です。

スキャルピングの場合、大幅な利益を狙わずに短時間で取引を完了させることで、市場に資金を晒すことを極力避け、リスクを軽減しています。

しかし、逆に言えば1回の利益幅が小さい分、損失を出したときの影響が大きくなります。例えば、5回の取引中に1円の利益を4回出しても、1回の損失が5円になればトータルでは赤字です。このリスクを回避するには、厳格で素早いロスカットが求められます。

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トレード

  • 【読み】 とれーど
  • 【英語表記】 trade

概要

トレードとは、有価証券などの売買取引のことを言う。

説明

「貿易」を意味する英語の[ trade ]には色んなニュアンスの意味がありますが、日本語で「トレード」と言った場合、日常的に使われる意味合いは主に以下の2つになります。

  1. 有価証券などの売買取引
  2. スポーツ選手のトレード

この頁では、有価証券などの売買取引としてのトレードの説明をします。スポーツ選手のトレードに関しては、こちらの頁を参照して下さい。

有価証券などの売買取引

株や債権などを売買したり、2つの国の通貨を交換する行為を、トレードと言います。

ただ、日常的に用いられる際のニュアンスとしては、単なる売買や交換ではなく、売買差益によって儲けようとする行為のことをトレードと示すのがほとんどです。

購入した有価証券などを保有する期間が短い場合は短期トレード、長い場合は長期トレードと言います。が、もう少し細かくその保有期間を区分して、トレードは下記の様ないくつかの呼び名がつけられています。

詳しい内容は、各用語の頁を参照してください。

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株主

  • 【読み】 かぶぬし
  • 【英語表記】  stockholder

概要

株主とは、株式を保有する人(法人を含む)のこと。

説明

株主になると言うことは、その会社の出資者になることであり、その会社の所有者となることです。発行された株式の総数に対して自分の持ってる株式数の割合の分だけ、その会社の所有者となります。

株主になると、その会社に対して義務と権利を負うことになります。

株主の義務としては、出資した分だけ企業の負債に責任を負うことになります(有限責任)。つまり、会社が倒産などした場合、出資した分のお金が戻ってこなくても文句は言えないということです。

株主の権利としては、まず経営への参加権が得られます。株主総会に出席して経営方針に対する賛否を示す議決権が得られます。会社が発行する株式総数の大半を所有することで、経営を支配することもできます。

また、株主は配当株主優待を得ることができます。多くの株主の場合、これを目当てに株式を購入することが結構多いみたい。

他にも、会社が解散したときに残った財産の分配を受ける権利を持つことが出来たり、一定数以上の株式を保有していると会計帳簿を閲覧することが出来るようになったりします。

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  • 【読み】 かぶ
  • 【英語表記】 stock
  • 【正式名】 株式

概要

株とは、株式の通称であり、株式会社資本を構成する単位のこと。または、その出資を表す有価証券のことを指す。

説明

詳しくは、株式のページを参照してください。

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株式

  • 【読み】 かぶしき
  • 【英語表記】 stock
  • 【通称】 株

概要

株式とは、株式会社における資本を構成する単位のことであり、主に株式会社が資本にあてるために発行する有価証券のことを指す。単に「株」と呼ばれることが多い。

説明

株式会社の場合、株式を発行して出資金を募ります。出資する人は、その会社の株を買うことで株主となり、出資した分だけその会社の所有者となります。

例えば、資本金1000万円の株式会社の場合、アナタが200万円を出資してその分の株式を受け取ったとしましょう。その場合、1000万円の資本に対して200万円分、つまり20%の資本をアナタは所有しているわけです。つまり、その会社の20%がアナタの所有分になるわけです。

株式を購入すると、株主として配当株主優待を受け取ることができたりします。また、株主総会に出席して会社の経営方針に賛否を投じる議決権も得ることになります。さらには、会社が解散したときに残った財産を分配してもらえる権利があったり、株式の総発行数のうち一定以上の割合を保有する株主には、会計帳簿の閲覧権を持つことが出来たり、実質的に会社を支配することが出来るようになります。

ただし株主は、会社における責任は出資した額(株式を購入した額)の分だけ負うことになります(有限責任)。つまり、会社が破綻するなどした場合、出資した金額は全額戻ってきませんし、それを請求する権利もありません。

なお、以前は株式を購入すると株券を受け取ることになっていましたが、2009年1月より実施される株券の電子化により、株式の購入はデータ上で処理されるだけで、実際に株券が発行されることはなくなりました。

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ストップロス

概要

ストップロスとは、保有している資産が購入時よりも値下がった場合に、それを売却することで損失を確定させ、それ以上の損失を止めること。

説明

詳しくは、損切りのページを参照してください。

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ロスカット

概要

ロスカットとは、保有している資産が購入時よりも値下がった場合に、それを売却することで損失を確定させること。早めにロスカットを行なうことで、それ以上の損失を回避させるのが目的です。

説明

詳しくは、損切りのページを参照してください。

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損切り

概略

損切りとは、保有資産が購入価格を下回った状態で売却し、損失を確定させること。

説明

例えばA社の株価が上がることを目論んで株を購入したところ、値下がりしたとしましょう。その際にこの株を売ってしまい、損失を確定させることを、損切りと言います。ロスカットストップロスとも呼びます。

でも、ちょっと待ってください。この場合、売らずに持っていることも可能なはず。売らなければ損失は確定しません。そう考えると損切りせずに、株価が再び値上がりするまで、ずっと持っていた方が良い気がします。

しかし、相場の世界では、損切りは積極的に行なうべきであると言われています。なぜ?売らずに持っていれば損失は確定しないのに、なぜわざわざ損してまで売ってしまうのでしょうか?

それは、早めに損失を確定することで、それ以上の損失を防ぐためです。

一端下がった株価は、直ぐに切り返して上昇するとは限りません。更に下落してしまう場合があります。下がったまま、ずっと買った時の値段まで上がらない場合だってあります。その場合、その株を保有し続けていたら、損失は更に膨らんでしまうわけです。

しかし、早めに値下がった株を売却してしまえば、それ以上の損失を防ぐことが出来ます。売った直後にその株は値上がりするかもしれませんが、売った時点でそれ以上の損失はなくなります。

人は損をしたくない生き物なので、損が膨らめば膨らむほど、その資産を手放せなくなります。上がるまでずっと保有し続け様とします。この状態を俗に、塩漬けと呼びます。

しかし、塩漬けしても意味がありません。だって、上の例で言えば、お金を増やすために株式を買ったんですから。損を確定しないように株式を持ち続けているわけではありません。これじゃあ、お金を増やすための資金が凍結されたまま運用されてないのと同じです。

しかし、思い切って早いうちに損切りをすることで、資産を現金化することが出来ます。購入した時よりもお金の額は減っていますが、現金になったことで、再び別な投資を行なうことで資金を運用することが可能になります。損失を早めに確定させることで、リベンジが可能になるわけです。

以上の様な理由から、相場において損切りは推奨されています。

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塩漬け

  • 【読み】 しおづけ

概要

塩漬けとは、含み損を抱えたままの資産を保有し続けることをいう。

説明

例えば、値上がりすると思って買った株の価格が下落してしまった場合、売ってしまうと損失が確定します。でも、売らずに持っていたら?

その場合、評価上では損失ですが、売ったわけじゃないので実際の損失は出ません。100万円で買った株が80万円に値下がっても、売らなきゃ実際に20万円の損にはならないわけです。

ですから、こういった場合に多くの人は、株価が上昇して買った時の値段もしくはそれ以上になるまで、売らずにずっと持っていようとします。

こういった状況を、投資の世界では「塩漬け」と読んでいます。もちろん、食料を長期保存と味付けの目的で行なう塩漬けからの転用みたいです。悔し涙のしょっぱさと共に長期保有される資産、という意味が含まれているんでしょうかね。知らないけど。

一見、損失を確定させないための塩漬けは投資において有効な手段の様に思われます。が、実際に塩漬けは評価される行為ではありません。その理由は、含み損を抱えたままの資産を保有し続けるということは、つまりその資産はその間ずっと有効に運用されないからです。

例えば、転売目的で1000万円の土地を購入したとしましょう。ところが、買ったはいいけど土地の値段が下がって900万円以下じゃないと売れないとしたら?元の値段以上に値上がりするまで、じっと我慢するのも手ですが、10年経っても20年経っても元の値段に戻らなかったら、どうするんですか?逆に待てば待つほど、土地の値段はさらに下がったりして。笑うに笑えません。

しかしそれよりも、思い切って880万円で売ってしまい、そのお金を元手に別の投資で運用してお金を増やしたほうが、結果として良い場合があります。つまり、塩漬けせずに現時点で損失を確定してしまった方が、残ったお金を別の方法で有効活用できるわけです。そういった意味で、塩漬けとはあまり歓迎されるものではありません。

ただし、例えばその資産が長期保有の方針で、インカムゲインを得ることが目的であった場合、資産の市場価格が下がったとしてもそれは持ち主にとってそれほど重要な事態じゃなかったりします。我が家を購入しても多くの人はその市場価格に一喜一憂はしないでしょ?だって、その家に住むことが目的であって、売り払って儲けるために我が家を購入するわけじゃないですから。

その様な場合、基本的に塩漬けとは言わない様です。とうことは、塩漬けってキャピタルゲインを主な目的とした場合に限って使われる言葉なんじゃないかと。

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跛行相場

  • 【読み】 はこうそうば
  • 【類義語】 ハ行色

概要

説明

「跛行」とは、びっこを引いて歩いている様のことで、足並み揃わずバランスの悪い状態を意味します。

よって跛行相場と言えば、バランス良く上昇したり下落したりする相場ではなく、アッチの株はスッゴく上がってるけどコッチの株はメチャクチャ下がってるよ的な偏った展開をする相場のことを言います。

例えば、大型株が上昇するけど小型株は下落する一方だとか、アッチの業界は軒並み新高値が続出してるのにコッチの業界の多くは新安値を記録するとかね。

アンバランスと言うか二極化しているというか・・・要するに偏って相場が動いている状況を、跛行相場というわけです。

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ハ行色

  • 【読み】 はこうしょく(語源からすると、恐らくこう読むと思われ)
  • 【正式表記】 跛行色 跛行相場

概要

説明

相場において「跛行相場」という言い方があります。とある企業や業界の株は上昇するが、別の企業や別の業界の株は下がる・・・といった具合に、足並み揃わずバラバラに相場が展開している様を跛行相場と言います。

「跛行」というのは、びっこをひいて歩くことで、バランスの悪い様を意味します。「跛行色」とか「跛行状態」とか「跛行景気」と言った具合で経済関係でたまに使われる言葉です。

で、FISCOの村瀬智一氏はこの「跛行」を「ハ行」と書いて「ハ行色が強い」などの表現を結構使っています。最初読んでて意味分からなかったんですが、どうやらそうみたい。(以下にある参考リンク先を参照のこと)

参考リンク

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CME

  • 【読み】 しぃーえむいー
  • 【正式名】 Chicago Mercantile Exchange
  • 【日本語表記】 シカゴ・マーカンタイル取引所 シカゴ商業取引所

概要

説明

CMEは、シカゴにある商品先物と金融先物の取引所で、金利や外国為替、株価指数、農業品などの先物と先物オプション市場が開かれている。その規模は世界最大。

金融先物の24時間電子取引ができるグローベックス市場も開設していて、S&P500指数先物や、NASDAQ100指数先物など取引されています。

日経平均先物も取引されていて、例えば株なんかをやってる人にとっては、このシカゴ日経平均先物の動向に注目します。だって時系列から言えば・・・

まず、日本の株式市場が午前9時より始まり、午後3時に日経平均指数が終値を告げると、その30分後に大阪証券取引所において日経平均先物取引が終了。その後、日本時間では夜中から朝方にかけてアメリカのシカゴでは日経平均先物の取引が行なわれる。そして日本では株式市場が午前9時より開始・・・

といった具合にサイクルしているわけです。そのため、その日の日経平均の動向を探るには、このCMEの日経平均先物の動向を見ることが大変参考になる、ってわけです。

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スキャルプ

  • 【読み】 すきゃるぷ
  • 【英語表記】 scalp
  • 【別表記】 スカルプ

概要

スキャルプとは、トレード(有価証券などの売買取引)において薄利を狙うことを言う。

説明

英語でScalp(スキャルプ)と言えば「頭皮」のことです。が、この頭皮1枚を削ぐように薄い利益を得ることを狙う投資法をスキャルプまたはスキャルピングと呼びます。

詳しくはスキャルピングの頁を参照して下さい。

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インカムゲイン

  • 【読み】 いんかむげいん
  • 【英語表記】 income gain

概要

説明

資産を保有することで生まれる利益が、このインカムゲインです。

株式で言えば配当金、預貯金や債権における受け取り利息、資信託による収益分配金、また土地・建物を貸すことによって得る賃料もインカムゲインです。

資産が金を呼ぶ、金が金を呼ぶ・・・

俗に言う「不労所得」の代表格が、このインカムゲイン。資産家はこのインカムゲインによる収入が多額で、配当金や利息、賃料なんかで食っていけるわけです。まあ、資産が多くなればその管理が大変になるし変な連中は寄ってくるしで、それはそれで結構大変みたいですけど。

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キャピタルゲイン

  • 【読み】 きゃぴたるげいん
  • 【英語表記】 capital gain

概要

説明

例えば、100万円で1株1000円の株式を1000株購入したとしましょう。その後、その株が1100円まで値上がりしたときに持っている株を全部売ってしまえば、1100円×1000株=110万円が手に入ります。

つまり100万円で買った株が110万円となり、その差額分10万円が利益となります。この10万円の利益が、キャピタルゲインです。

もっとシンプルな例を言えば、1000万円で購入した土地が1200万円で売れたとき、手にする利益200万円がキャピタルゲインってことです。

この様にキャピタルゲインとは資産の売却益のことですが、そうではなく、この資産をずっと持ち続けることで得ることの出来る利益(例えば、配当金とか利息とか)のことを「インカムゲイン」と呼びます。

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ポートフォリオ

  • 【読み】 ぽーとふぉりお
  • 【英語表記】 portfolio

概要

説明

収益性の異なる金融商品を組み合わせることで、リスクを分散することが出来ます。あっちの会社の株が下がっても、こっちの会社の株は上がっちゃったよ!みたいな。

経営戦略においても、多角化することでポートフォリオ効果が見込めます。

参考図書

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