ネットワーク効果

概要

説明

詳しくは、ネットワーク外部性のページを参照してください。

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死の谷

  • 【読み】 しのたに
  • 【英語表記】 valley of death

概要

説明

ベンチャー企業イノベーションを実現際に、避けては通れないと言っても過言で無いのが、この死の谷です。アイデアが形となって、さらに商品化するまでにはコストと時間が必要です。でも、その間は収入が少なく、出て行くお金ばっかり沢山・・・

この状況を乗り越えていくためには、資金調達先をきちんと確保しておく必要があります。でも、実績も担保もないベンチャー企業にお金を貸してくれるところって、少ないんですよねぇ・・・

ベンチャー企業の資金調達源としては、以下のようなものがあります。

ただ、死の谷の状況を乗り越え実用化が可能になっても、次にはダーウィンの海が待っていることに注意しましょう。

参考リンク

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ダーウィンの海

  • 【読み】 だーうぃんのうみ
  • 【英語表記】 darwinian sea

概要

説明

研究開発を経てようやくそれが実用化に至って(死の谷)も、その技術・製品・事業には市場での競争が待っています。既存製品との競争です。

おまけに新製品は、販路や生産設備がまだ確立されていません。それに資金や時間などのコストを費やすことになります。

この様に、新たな技術・製品・事業が市場で生き残っていく難しさを表現した言葉が、「ダーウィンの海」です。イノベーションを実現しようとするベンチャー企業に多く見られる関門です。

この様な状況を乗り切るためには、多様な資金調達先をあらかじめ確保しておくことが大切です。実勢も担保も少ないベンチャー企業にとって、主な資金調達源には以下の様なものがあります。

参考図書

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デジュリスタンダード

  • 【読み】 でじゅりすたんだーど
  • 【英語表記】 de jure standard

概要

説明

ISOなどの公的機関が、業界に関係する企業や団体、専門家などを集めて協議し決定した標準規格を、「デジュリスタンダード」と呼びます。

それとは反対に、企業が独自に規格したものが市場での主流となることで、事実上の標準規格となる場合がありますが、それをデファクトスタンダードと呼びます。

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デファクトスタンダード

  • 【読み】 でふぁくとすたんだーど
  • 【英語表記】 de facto standard

概要

説明

市場において、自分達が使っている規格がその業界の主流をなすために、各社が競い合っていることって良くあります。

有名なのは、家庭用VTRの規格を巡る競争。VHSとベータの争いは、結果としてVHSの勝利。ベータは市場から消えてしまいました。

最近の例で言えば、次世代DVDの規格争い。SONY陣営の「ブルーレイ」と東芝陣営の「HD DVD」でどちらが勝つか?結果として東芝が「HD DVD」から撤退という形となり、「ブルーレイ」の勝利が決まりました。

さて、この様に自社およびその賛同企業たちによる規格の主流争いの結果、需要者や供給者によって認められた規格は、事実上の業界標準規格となります。これを「デファクトスタンダード」と呼びます。

多くの場合、デファクトスタンダード競争は各1社ごとの争いではなく、複数の企業を巻き込んだ形で展開します。同業界の他社からの賛同を募って陣営を築き、技術供与やOEM供給などを行なうなど協調をとりながら、戦略的に行動します。また、同一陣営内でも規格競争が繰り広げられるなど、デファクトスタンダード競争は複雑で激しいものとなっています。

まあ、それほどデファクトスタンダードの地位は美味しいわけです。なんたってネットワーク外部性によって、ユーザーが雪ダルマ式に増えていくわけですから。

デファクトスタンダード競争で敗れた規格は、市場から姿を消すケースも少なくありません。競争に敗れた場合のダメージはかなり大きいため、今日では争うことなく複数の企業が事前に協議することで1つの規格を標準としてあらかじめ作ってしまうケースも多くなっています。

参考図書

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ネットワーク外部性

  • 【読み】 ねっとわーくがいぶせい
  • 【英語表記】 network externality
  • 【同義語】 ネットワーク効果

概要

説明

例えば今盛んなSNS、mixiなんかで言えば、そこに参加する人がアナタ1人しかいなければ、すっごくツマらない。話す相手もいないし、情報収集だって出来ませんから。

でも、mixiの参加者が少しずつ増えていけばいくとど、楽しくなっていきます。話し相手が見つかったり、自分の知りたい情報を持っている人が増えていくからです。mixiに参加する人が増えれば増えるほど、利便性が増えていくわけですね。

この様に、製品やサービスの利用者や利用頻度が増えるごとに、その製品やサービスの利便性が増していくことを、「ネットワーク外部性」または「ネットワーク効果」と呼びます。

ネットワーク外部性の特質を持つ製品・サービスでは、その品質に関係なく、市場で大きなシェアを獲得したその製品・サービスを利用した方がユーザーにとって有利になります。なので、いったん市場で優位に立った製品・サービスは雪ダルマ式にユーザーが増えていきます。

この様なネットワーク効果を期待して、競合する企業同士によってデファクトスタンダードの地位を争う競争が行なわれています。

参考図書

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アーキテクチャ

  • 【読み】 あーきてくちゃ
  • 【英語表記】 architecture

概要

説明

1つの製品を、どの様な構成部品に分割するか?
各部品には、どの様な機能を配分したら良いか?
部品間のインターフェースは、どの様に設計するか?

そんな風に製品設計を考えることを、アーキテクチャ(製品アーキテクチャ)と言います。

もともとは建築学で建築様式や構成の意味として使われていた用語ですが、経営においてもその製品設計に関して使われるようになった言葉です。今じゃIT用語と言っても良いくらい、IT関係で頻繁にお目にかかる言葉です。

このアーキテクチャをどうするかで、経営戦略が変わってきたりします。以下の関連語句でも参考にすれば?

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開発研究

  • 【読み】 かいはつけんきゅう
  • 【英語表記】 development

概要

説明

企業における研究開発のプロセスは大きく3つに分類されます。

開発研究とは、基礎研究や応用研究など既知の知識・技術をもとに、製品利用を現実のものにするために行なう研究開発のことです。

現在、研究開発はその一部を外部に委託したり共同開発を行なうなど、多様性があり、外部組織との連携が目立つ様になってきています。

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オープン・アーキテクチャ

  • 【読み】 おーぷん・あーきてくちゃ
  • 【英語表記】 open architecture

概要

説明

通常、自分達が作った製品の設計なんかは内緒にしておくことで、他者に似たような製品をマネされることを防ごうとするのが、当たり前です。

しかし例えば、自社製品Aの設計を公開しておくと、「この製品Bを利用すれば製品Aはもっと便利に使えるよ!」なんて具合に、自社製品Aの補完製品Bを他社が勝手に開発してくれるかもしれません。

となれば、自社製品Aの利用価値は更にアップ!製品設計を内緒にしておかないことで、自分達は努力することなく、利点を得ることが出来るわけです。

この様に自社の製品の設計をオープンにしておく思想を、「オープン・アーキテクチャ」と呼び、それによって勝手に互換性のある製品を他社が勝手に作ってくれる様な状況を作り出すことを、オープン・アーキテクチャ戦略と言います。

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モジュール

  • 【読み】 もじゅーる
  • 【英語表記】 module

概要

説明

ハードウェアソフトウェアを構成するものの中には、独立性が高くて交換可能な部品があったります。例えばパソコンなんてその典型で、CPUにしろハードディスクにしろOSにしろ、それらは独立していて、別のメーカーや別の性能を持つ部品と交換が可能です。

こういったものをモジュールと呼びます。

また、製品設計を相互依存の強い設計から、モジュールによって構成される製品にしようとすることを、「モジュール化」と呼びます。モジュール化によって受けるメリットとデメリットがあり、それをどう戦略に組み込んでいくかが、経営上大切になってきます。詳しくはモジュール化のページまでGO!

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モジュール化

  • 【読み】 もじゅーるか
  • 【英語表記】 modularity

概要

説明

1つのシステムを、交換可能で独立した部品で構成していくと、部品同士で相互に調整する必要がなくなってきます。

例えば、システムのある部分の性能をアップしたい場合。システム内の部品が相互依存性が高く複雑に入り組んでいると、ある部品を高性能な部品に取替えると、それに伴って関連する部品も取り替えたり調整し直したりしなくちゃいけません。

ところが、システム全体がモジュールで構成されていれば、1部の部品を取り替えるだけでOK。複雑な調整など必要なくなります。

この様にシステム全体を、独立した機能を持ち交換可能な部品(モジュール)で構成していこうとすることを「モジュール化」と呼びます。

モジュール化のメリット

モジュール化のデメリット

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シーケンス・エンジニアリング

  • 【読み】 しーけんす・えんじにありんぐ
  • 【英語表記】 sequence engineering

概要

説明

シーケンシャル(逐次)に製造開発を行なっていくのは、ごく当たり前のことです。

でも近年、開発期間の縮小、効率化が叫ばれるようになって、各プロセスを同時に進行させるコンカレント・エンジニアリングという方法が目立ってきています。

それに対比する意味合いで、従来の製造開発方法をシーケンシャル型、つまりシーケンス・エンジニアリングとわざわざ呼ぶようになったんじゃないかと。

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コンカレント・エンジニアリング

  • 【読み】 こんかれんと・えんじにありんぐ
  • 【英語表記】 concurrent engineering
  • 【略語】 CE
  • 【同義語】 並行設計

概要

説明

もともとモノを作るときって、

企画 → 設計 → 生産工程1 → 生産工程2 → 生産工程3 → ・・・

ってな感じで、1つのプロセスが終わったら次のプロセス、それが終わったらその次のプロセスへと順を追って行なっていました。

ところが近年、製品開発の課題は開発期間の短縮と効率化、そして品質の向上を同時に実現することになってきました。他社との競争の中、ノンビリとはしてられない、ってことです。

そのため、各プロセスを相互に情報交換させ協調しあうことで、時間的にほぼ同時並行で業務を進める手法が使われるようになりました。これを、コンカレント・エンジニアリング(CE/平行設計)と言います。

ちなみに各プロセスを逐次行なっていくことを、シーケンス・エンジニアリングと呼びます。

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応用研究

  • 【読み】 おうようけんきゅう

概要

説明

企業における研究開発のプロセスは大きく3つに分類されます。

応用研究とは、具体的な目的のもとに実用化の可能性を確かめたり、既に実用化されている方法に対して新たな応用方法を模索する研究のことです。

現在、研究開発はその一部を外部に委託したり共同開発を行なうなど、多様性があり、外部組織との連携が目立つ様になってきています。

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基礎研究

  • 【読み】 きそけんきゅう

概要

説明

企業における研究開発のプロセスは大きく3つに分類されます。

基礎研究とは、用途や応用など実用面を考慮することなく、仮説や理論の形成したり新しい知識を得るために行なわれる研究のことです。

現在、研究開発はその一部を外部に委託したり共同開発を行なうなど、多様性があり、外部組織との連携が目立つ様になってきています。

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プロダクト・インテグリティ

  • 【読み】 ぷろだくと・いんてぐりてぃ
  • 【英語表記】 product integrity
  • 【同義語】 製品統合性

概要

説明

単に部分(部品)と部分(部品)の組み合わせで、全体は1つの製品として動くかもしれません。でも、「この部分はイケてるんだけど、こっちはイマイチなんだよね」なんて具合に、全体としてはチグハグな印象を受けることがあります。

そうではなく、製品全体の調和を図ること。それがプロダクト・インテグリティです。

製造過程において、完全な分業ではなく、各部署が互いに調整し合って1つの製品を作り上げます。これは「擦り合わせ」とも呼ばれ、日本の製造業が得意とされています。

この擦り合わせによって、製品全体の調和を図り、その結果として小型化・軽量化することが可能になります。

また、これは単に企業内部だけの話じゃなく、例えば系列取引といった緊密でクローズドな協力関係によっても生まれます。自動車メーカーと系列部品メーカーなどが、その典型です。

プロダクト・インテグリティという言葉は、1980年代に東大の藤本隆宏とブリガム・ヤング大のキム・クラークが日本の自動車産業をターゲットとして行なった研究の中から生まれた言葉だそうです。

参考図書

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インターフェース

  • 【読み】 いんたーふぇーす
  • 【英語表記】 interface
  • 【別表記】 インターフェイス

概要

説明

例えば大きなマジックペンと小さなボールペンでは、キャップを交換してもきちんと本体は収まってくれません。これは、大きさや形状が違うためです。当たり前ですが。

電気製品のアダプターだって、外国に行くとコンセントの規格が違うので、使えません。形状やらワット数など規格を同じものにしなくちゃね。

この様に、2つの部品間で、情報やエネルギーのやり取りする部分の設計や規格のことを、インターフェースと言います。各部品同士が繋がる接地面のことです。

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インテグラル型アーキテクチャ

  • 【読み】 いんてぐらるがたあーきてくちゃ
  • 【英語表記】 integral architecture
  • 【同義語】 擦り合わせ型アーキテクチャ

概要

説明

モジュール型アーキテクチャ(モジュール化を参照)とは逆の設計思想が、インテグラル型アーキテクチャです。1つの部品に変更を加える場合、全ての部品に変更を加えなくてはならない製品設計を行ないます。

このインテグラル型は「擦り合わせ型」とも言われ、日本の製造業が得意としていると言われてます。

よく例えられるのが、自動車です。自動車はタイヤ・サスペンション、エンジン、ボディなど全ての部品が相互に調整しあうことで、1つの製品として成立しています。ボディーはマーチ、エンジンはポルシェ、サスはランドクルーザーなんてわけにはいきません。

インテグラル型アーキテクチャのメリット

インテグラル型アーキテクチャのデメリット

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技術進歩のS字カーブ

  • 【読み】 ぎじゅつしんぽのえすじかーぶ

概要

説明

技術進歩のパターンは、技術開発に費やされた時間や資源を横軸にとり、技術の進歩度合いを縦軸にとったグラフを作ると、S字型の曲線を描きます。

技術進歩のS字カーブの図

技術開発のスタートは緩やかに。そしてその後、急速な進歩をたどり、再び緩やかになって限界へと達します。製品ライフサイクルにしろ、成長曲線にしろ、みんなS字を描くんですねぇ・・・

う~んと、実はこの「技術進歩のS字カーブ」って言葉がビジネス用語として成立するのか疑問なんですが、イノベーション・ジレンマを説明するのに、前提条件となる知識かなって思い、「技術進歩のS字カーブ」の用語説明ページをわざわざ作ってみました。

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イノベーション・ジレンマ

  • 【読み】 いのべーしょん・じれんま
  • 【英語表記】 innovator’s dilemma
  • 【同義語】 革新者のジレンマ

概要

説明

まず、技術革新は非連続性であるということを知っておいて下さい。技術の進歩はS字カーブを描きます(技術進歩のS字カーブ)が、既存の技術が限界に達して次世代の技術が導入される場合、そこに連続性はありません。言葉で説明してもややこしいので、以下の図を参照。

図:技術革新の非連続性

既存の技術も元々はイノベーションによるものですが、その技術が限界に来ると、新たなイノベーションによって次世代の技術に取って代わられます。

じゃあ、この既存の技術を開発したリーダー企業。その企業が新たなイノベーションを起こして次世代の技術を担うかと言うと、そうじゃありません。

イノベーションを達成した企業は、主要顧客の要望に応えるために持続的なイノベーション(インクリメンタル・イノベーション)に終始します。だって、主要顧客のニーズに合わせて製品を改良していったほうが顧客は喜ぶし、利益率だって高くなりますから。

もっと言ってしまえば、自社の既存技術が現在、市場で評価されているのに、自らイノベーションを起こして自社の既存技術を否定することは出来ません。

この様に見ていけば分かるとおり、リーダー企業にとって、リスクを冒してまで破壊的イノベーション(ラディカル・イノベーション)を試みることは合理的じゃありませんから、出来なくなります。

そうなると、リーダー企業が既存の技術にしがみついている間に、新たな企業によるイノベーションが起こり、そのリーダーとしての地位が取って代わられるわけです。

ここに既存のリーダー企業のジレンマがあります。このことを、「イノベーション・ジレンマ」と呼んでます。

ちなみにこれを提唱したのは、ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授です。

参考図書

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