誤謬
- 【カテゴリ】 文化・教養 (2011.02.26 更新)
- 【読み】 ごびゅう
- 【英語表記】 fallacy
- 【類似語】
詭弁
概要
誤謬とは、誤り・間違い・詭弁のこと。
説明
「誤謬」と書いて「ごびゅう」って読むわけですが、それにしても随分と見慣れず耳慣れない言葉ですね、「誤謬」って。まあ簡単に言ってしまえば、誤りや間違いのことを意味します。
ただもう少し正確に言えば、誤謬とは、知らないで誤ったとかウッカリして間違ったといった場合にはあまり使いません。論理的に間違いがあってその論証に妥当性がない場合に使われます。
なので、「誤謬」という言葉が日常的に会話で用いられることはほとんどなく、論理学や哲学・思想など小難しい話において用いられることがほとんどです。
酒の席で言い合いになった時に、「君の論には簿謬が散見されるねぇ~」などと博識ぶって使えば、相手を黙らすことができるかもしれません。ただし相手を更に激怒させるリスクもかなり高いと思われます。ご利用の際は自己責任の上、十分にご注意下さい。
自己実現
- 【カテゴリ】 心理・コミュニケーション (2010.11.12 更新)
- 【読み】 じこじつげん
- 【英語表記】 self realization
- 【関連語句】
人間性心理学
概要
自己実現とは、人間がそれぞれ自分の中に潜在的に持っている可能性を最大限に引き出し、実現化して生きようとすること。
説明
自己実現を最初に言い出したのが、
この自己実現には、「人間はそれぞれ自分の中に潜在的な可能性を持っていて、それぞれが目標を持って努力し、それを実現させようとするのが、本来の人間の姿である」という思想背景があります。
これを理論化した「
でも、この欲求説はその後の心理学者たちが様々な実験をしましたが信憑性が低いとの結果が出ている様です。人間とは本来的に自己実現を目指す存在ではないみたいですねぇ。
個人的には、自己実現を目指す生き方は否定しませんし大切なことだとは思いますが、それに踊らされてしまいがちな社会風潮がなんともいけ好かず、逆に自己実現を目指すということが、今の時代においては一種の息苦しさに繋がっている感も否めないんじゃないかと感じています。
人間性回復運動
- 【カテゴリ】 文化・教養 (2010.11.11 更新)
- 【読み】 にんげんせい・かいふく・うんどう
- 【別表記】
ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント
概要
人間性回復運動とは、
説明
詳しくは、
ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント
- 【カテゴリ】 心理・コミュニケーション (2010.11.05 更新)
概要
ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントとは、1960年代のアメリカにおいて、
説明
1960年代、アメリカの
ここで言う人間性とは、
1950年代、それまでの
その後、1960年代に、アメリカのエサレン研究所を中心に様々な心理療法や東洋思想などの交流が生まれました。そして、これらの運動によって、人間性を回復させようというのがヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントです。
ただし、ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメントは、心理療法的要素が強く、思想+心理技法と考えた方が良いかもしれません。
この運動は後に、
ニューソート
- 【カテゴリ】 文化・教養 (2010.11.04 更新)
- 【読み】 にゅーそーと
- 【英語表記】 New Thought
- 【関連語句】
自己啓発 ニューエイジ
概要
ニューソートとは、人間の潜在意識の重要性を説き
説明
ニューソートは、キリスト教系の一派ですが、各教会・団体を束ねる組織の様なものはありません。日本の宗教団体「
ニューソートは、従来のキリスト教と比べ、その教えの解釈がいくつかの点で異なります。有名なのは、プラス思考によって運命が開かれるということを主張していることで、人間の潜在意識の重要性を説いています。
ニューソートの牧師さんとして有名な人に、
ニューソート思想は、
参考図書
- ニューソート―その系譜と現代的意義
マーチン・A. ラーソン 高橋 和夫
リベラリズム
- 【カテゴリ】 政治・時事 (2008.07.12 更新)
- 【読み】 りべらりずむ
- 【英語表記】 liberalism
- 【同義語】
自由主義
概要
- リベラリズムとは自由主義とは、個々が自由に競争することで結果的に全体が公正で安定した社会になると考える思想のこと。
自由主義 と同義。
説明
詳しくは「
新自由主義
- 【カテゴリ】 政治・時事 (2008.02.09 更新)
- 【読み】 しんじゆうしゅぎ
- 【英語表記】 neoliberalism
- 【同義語】
ネオリベラリズム 新保守主義
概要
- 新自由主義とは、国家の介入を小さくし(規制緩和など)て、市場の競争原理を重視すること。
共産主義 とはほぼ正反対にある思想で、自由主義 や社会民主主義 とも対立する。
説明
新自由主義の政策で有名なのは、アメリカのレーガン政権とイギリスのサッチャー政権。また、我らがニッポンでも小泉政権時の政策は新自由主義に基づいています。
市場の原理に任せ、出来るだけ自由に競争させることで、能力のあるものを伸ばし、結果として全体が向上するという思想を持っています。まあ、ダーウィンの
新自由主義は、競争原理を重視するため、国家の介入を出来るだけ小さく(小さな政府)することを目指します。そのため、共産主義とは間逆の立場を取りますが、それと同時に、国家による富の再配分を主張する
この新自由主義が抱える問題点は、格差を生み出すこと。競争すればレースに勝つ者と負ける者が出てきます。これによる社会秩序の不安は、結果として発展を阻止する要因になりかねません。こういった社会問題をどう解決していくかが問題です。
ちなみに、新自由主義は自由放任主義とは違います。あえて言わなくても、わかるか。
自由主義
- 【カテゴリ】 政治・時事 (2008.02.09 更新)
- 【読み】 じゆうしゅぎ
- 【英語表記】 liberalism
- 【同義語】
リベラリズム
概要
- 自由主義とは、個々が自由に競争することで結果的に全体が公正で安定した社会になると考える思想のこと。
- ただし現代において自由主義は、自由勝手な振る舞いはかえって社会的公正さを失うため、富の再配分を行うなど積極手な国家の介入が必要であると考える。
説明
アダム・スミスの「
ただし、競えば勝者と敗者が生まれます。社会的弱者を生み出す社会は果たして公正かつ安定的か?
古典的な自由主義とは違って現代の自由主義には、そんな自由が結果として不公正を招くという考えを持っています。そのため、
問題点としては、国家の介入によって自由で公正な競争が妨げられるということです。規制によって縛られたり、公共投資なんかは既得権を持った人間達が得をします。そういった問題を克服するため、国家の介入を極力少なくして競争を促進させようと主張するのが、
二元論
- 【カテゴリ】 文化・教養 (2008.01.23 更新)
- 【読み】 にげんろん
- 【英語表記】 dualism
概要
- 二元論とは、例えば光と闇、善と悪、高と低など、モノゴトが相対する2つの要素や原理で成り立っていることが前提となって語られる話のこと
- 二元論を受け入れる場合、その利点と欠点があり、現代社会ではどちらかと言えば欠点ばかりが目立つ
説明
善と悪、成功と失敗、正しいか間違ってるか、愛とお金・・・そんな風に世の中の原理が2つしかないことを前提に論理が展開されることを、二元論と言います。
ところが現実の社会は、決してきれいに2つに割り切れるものではないことが多いもの。白と黒のどちらかというより、その中間のグレーゾーンで私達は判断を迫られることばかりです。
選択肢がたった2つではなく、いくつもあり、またその選択肢1つひとつが長所と弱点を持っています。そんな世の中で生きる私たちって、結構迷い多き子羊なわけです。
ですから、情報を伝える側にとって複雑なモノゴトを二元的に簡略化して伝えることは、非常に大切です。自分の主張がわかりやすければ、それを受け入れてもらいやすいというメリットを持ちます。
しかしその反面、複雑な情報を簡略化して伝えるということは、情報に歪みが生じ正確性を失わせるため、情報の受け手にとっては弊害となる場合もあります。
また、二元論を駆使すると情報の受け手を誘導しやすい状況に持ち込むことができるため、自己啓発セミナーや宗教では、よくこの二元論が用いられます。
例えば、とある新興宗教では、その宗教での神が唯一絶対で善なる存在、それ以外の考え方は全て悪であると教育されます。そうなると、教祖様の教えこそが正しい教えで、心配で必死にその宗教から脱会を求める親兄弟や友人たちは、悪もしくは悪魔にそそのかされているということになり、説得に応じなくなります。コントロールする側にとっては、もってこいの二元論なわけです。
他者に縛られたくなければ、二元論から開放されることが必要です。
詳しいことは、以下の参考リンクを参照のこと。









