モチベーション

  • 【読み】 もちべーしょん
  • 【英語表記】 motivation
  • 【別表記】 動機付け

概要

モチベーションとは、やる気のこと。動機付けとも言う。

説明

モチベーションとは、日本語でいう「動機付け」のことです。

動機付けというと何だか難しそうですが、端的に言ってしまえば「やる気」のこと。「モチベーションが上がらない」と言えば「やる気が起きない」となりますし、「モチベーションを維持する」と言えば「継続してやる気を保つ」という意味になります。

ただ、正確に言えばモチベーションとは、単なる場当たり的なやる気というより、目標に向かって行動を起こしたり、その行動を維持する際に必要な心理的要因のことです。

モチベーションは大きく分けて、内的なものと外的なものに分けられます。

内的なモチベーションとは、自分の興味や関心、好奇心などから起こる動機付けのことで、賞罰に関係なく行動が開始・維持されます。ゲームや趣味に夢中になるのは、まさにこのモチベーションのことで、また本や映画なんかの影響から始めてしまうのも、この内的なモチベーションです。

外的なモチベーションとは、自分を取り巻く環境によって起こる動機付けのことで、賞罰や義務感、また強制力が伴います。例えば会社でノルマを達成しないと上司に叱られるとか、成績不振だと減給になったり昇進が遅れたりとか・・・ね。

モチベーションを高めたり維持するために、内的なものばかりに焦点をあてる説明などがあったりします。が、現実はそう甘くありません。自分の好きなことだったら放っておいてもモチベーションは維持されたりしますけど、仕事とか受験勉強とかって内的な要因ばかりを頼っていても、モチベーションは維持しづらいものがあります。マズローの5段階要求説では、自己実現が人間の欲求の最上段にあるとされていますが、多くの社会心理学者の研究から、実際にはこの説に則ってモチベーションが維持されることは少ないようです。

モチベーションを維持するためには、例えば達成度によって賞罰を与えるとか、やっていないと周りから叱られたり嘲笑されたりする様な外的要因も取り混ぜておくことが必要です。

でもまあ、しょせん人間は人間なんで、気持ちが上がり下がりするのは当然です。やる気がどうしても起きなかったり、途中でへこんでしまう時だってあるさ。モチベーションが維持できないからといっていつまでもクヨクヨしていても始まりません。モチベーションは上がり下がりするもんだ、という前提で、リフレッシュできる休憩などを取り入れておくことも必要です。

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満足化基準

概要

満足化基準とは、最高のものではなく、十分満足できると思われる選択を行なうことをいう。

説明

人間には、限界があります。あらゆる情報をもれなく収集することは出来ませんし、その中から完璧な分析を行なうことも難しいものです。情報収集にも、情報処理にも限界があります。人はある程度制約された中で判断し、行動しているわけです。

そう考えていくと、人は完全なるもの・最高のものを選択するわけではなく、自分の中で満足できるものを選択していくことが分かります。この様に、十分満足できるものを選択しようとすることを満足化基準と言います。

この満足化基準に基づいて意思決定する人間観を、経営人モデルと呼びます。

なお、満足化基準に対し、あらゆる情報の中から最高のものを選択しようとすることを極大化基準と言います。

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極大化基準

概要

極大化基準とは、求める基準を最高のものにしようとすること。

説明

人の意思決定のあり方として、あらゆる情報の中から最も最高の選択を行なおうとうすることが、極大化基準です。これは、経済人モデルという人間観では、この極大化基準に基づいて行動するということになります。

ただ、現実問題として情報収集とその処理には限界がありますから、実際はある程度満足できる範囲で意思決定を行なう(満足化基準)と考えた方が良いかもね。こういった人間観を経営人モデルと呼びます。

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経営人モデル

概要

経営人モデルとは、人間はある程度満足できるレベルで意思決定を行なうという人間観のことを言う。

説明

人は意思決定を行なう場合、最も良い案を合理的に選択する(極大化基準)わけには、なかなかいきません。だって、人は何らかの制約も受けるし限界もあるから。全ての情報をくまなく収集することは不可能ですし、モノゴトを完璧に予測することも出来ません。何らかの制約を受けながら合理的に判断しなければいけません。

なので、人は限りある選択肢の中から最も満足できるレベルの選択を行なっていく(満足化基準)と考えることが出来ます。ハーバード・A・サイモンはこの様な人間観を提唱し、経営人モデルと呼ばれています。

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経済人モデル

  • 【読み】 けいざいじん・もでる
  • 【英語表記】 homo economicus
  • 【関連語句】 経営人モデル

概要

経済人モデルとは、人は経済活動において合理的に利益を追求する存在だとする考え方。

説明

見えざる手」で有名なアダム・スミスが提唱した人間のモデルが、経済人モデルです。彼によれば、経済活動において人間は、自己利益の追求を目的として合理的に行動する存在であるということです。

この経済人モデルは、マクロ経済において大きな影響を与えており、いくつかの理論の前提となっていますが、現在、人間は必ずしも合理的に行動をしないと言うことが、認知心理学等の研究で明らかになってきました。この経済活動における人間の非合理性に関しては、主として行動経済学によって研究されています。

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