ランダムウォーク理論
- 【カテゴリ】 ファイナンス (2010.10.20 更新)
- 【読み】 らんだむ・うぉーく・りろん
- 【英語表記】 Random Walk Theory
- 【関連語句】
効率的市場仮説 行動ファイナンス
概要
ランダムウォーク理論とは、株価の値動きはランダム(不規則)であり、株価を予測することは不可能であるという理論のこと。
説明
ランダムウォーク理論とは、市場が効率的である場合、株価は過去の動きに対して規則性を持たず、
もうちょっとだけ詳しく説明しましょうか。
ランダムウォーク理論は、
この仮説を前提とすると、株価に影響を与える情報は瞬時にその株価に織り込まれますから、この時点からさらに株価が動くのは、その株価に影響を与える新しい情報が出てきた時のみです。
しかし、その新しい未来の情報とは、現時点では予測がつきません。だって未来のことなんだもん。新しい情報が出るたびに株価を押し上げる力になったり逆に押し下げる力になったりと、まるで水中に浮かぶ花粉の微粒子が不規則に動くかの様に(
以上のことから、株価は不規則に変動するため予測は不可能というランダムウォーク理論が成り立ちます。
ただし、ランダムウォーク理論の前提となっている市場の効率性ですが、完全には効率的とは言えません。そのため、株価が完全にランダムで動くとも言い切れません。(詳しくは
しかし、市場はインターネットの登場等により、以前よりも効率的に向かっているとは言えます。情報はインターネットを通じて素早く市場参加者に情報が伝わる環境にありますし、インターネットを通じた取引によって取引コストはゼロに近づきつつあります。
残るは、市場参加者が経済的合理性に基づいて動くかどうか・・・。しかし、人の心は不合理です。
参考図書
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(田渕 直也)

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