二元論
- 【カテゴリ】 文化・教養 (2008.01.23 更新)
- 【読み】 にげんろん
- 【英語表記】 dualism
概要
- 二元論とは、例えば光と闇、善と悪、高と低など、モノゴトが相対する2つの要素や原理で成り立っていることが前提となって語られる話のこと
- 二元論を受け入れる場合、その利点と欠点があり、現代社会ではどちらかと言えば欠点ばかりが目立つ
説明
善と悪、成功と失敗、正しいか間違ってるか、愛とお金・・・そんな風に世の中の原理が2つしかないことを前提に論理が展開されることを、二元論と言います。
ところが現実の社会は、決してきれいに2つに割り切れるものではないことが多いもの。白と黒のどちらかというより、その中間のグレーゾーンで私達は判断を迫られることばかりです。
選択肢がたった2つではなく、いくつもあり、またその選択肢1つひとつが長所と弱点を持っています。そんな世の中で生きる私たちって、結構迷い多き子羊なわけです。
ですから、情報を伝える側にとって複雑なモノゴトを二元的に簡略化して伝えることは、非常に大切です。自分の主張がわかりやすければ、それを受け入れてもらいやすいというメリットを持ちます。
しかしその反面、複雑な情報を簡略化して伝えるということは、情報に歪みが生じ正確性を失わせるため、情報の受け手にとっては弊害となる場合もあります。
また、二元論を駆使すると情報の受け手を誘導しやすい状況に持ち込むことができるため、自己啓発セミナーや宗教では、よくこの二元論が用いられます。
例えば、とある新興宗教では、その宗教での神が唯一絶対で善なる存在、それ以外の考え方は全て悪であると教育されます。そうなると、教祖様の教えこそが正しい教えで、心配で必死にその宗教から脱会を求める親兄弟や友人たちは、悪もしくは悪魔にそそのかされているということになり、説得に応じなくなります。コントロールする側にとっては、もってこいの二元論なわけです。
他者に縛られたくなければ、二元論から開放されることが必要です。
詳しいことは、以下の参考リンクを参照のこと。



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